アフターサービス停電・水漏れなどの緊急対応

停電したら?



工事などによる停電の予告も無い時に住戸内が突然停電した場合、以下の状況が考えられます。

<住戸内は停電、近隣は停電していない>
分電盤を調べる
まずは分電盤のブレーカーを確認します。(右記写真参照)
ブレーカースイッチが落ちている場所に応じて対応が異なります。

[A]のアンペア・ブレーカーが落ちている場合
このブレーカーは契約容量を超えた場合に落ちるブレーカーです。
停電前に使用していた電気器具のスイッチを切り、電流量を減らしたうえでブレーカーを上げてください。 (関西電力の供給エリアの場合は設置されていません。また、オール電化マンションにも設置されていない場合があります。)

[B]の漏電ブレーカーが落ちている場合
異常な電流が流れた場合に落ちます。まず[C]のスイッチを全て切ってから[B]のブレーカーを上げます。その後[C]のスイッチをひとつずつ上げていき、再び[B]のブレーカーが落ちたスイッチの場所が、異常電流の原因です。電気器具の故障などが考えられますが、器具のコンセントを抜いても問題が解決しない場合は、電力会社等へご連絡ください。

[C]の配線用ブレーカーのいくつかのみが落ちている場合
配線用ブレーカーに記載されている場所(居室など)のコンセント等に問題があるかもしれません。該当の場所のコンセントに接続された電気器具を止めてからブレーカーを上げてみてください。

<特定の部屋・場所の電気のみ切れた場合>
[C]の配線用ブレーカーのひとつが落ちています。記載されている場所のコンセント等に問題があるかもしれません。該当の場所のコンセントに接続された電気器具を止めてからブレーカーを上げてみてください。

<周辺のエリアごと停電している>
電力会社の復旧をお待ちください。
万が一の停電の際に備え、懐中電灯などを用意しておきましょう。
住戸によっては、廊下等に「保安灯」が設置されていますので、停電時に自動で点灯するため夜間等は特に安心です。

トイレが詰まった



トイレの詰まりはとにかく「これ以上水を溢れさせない」ことが大事です。

<トイレ止水栓を回して水を止めます>
●タンクへ給水するパイプに止水栓があります。マイナスドライバーなどで止水栓を回して水を止めます。
●もし溢れている場合は、すぐに止水栓を止め、新聞紙などで水が広がらないようにしてください。

<トイレットペーパーの使い過ぎなどの場合>

●水に溶けるトイレットペーパーの場合、しばらく置いておくと解消する場合があります。30分ほどそのままにして様子を見てください。
●ラバーカップで吸い出す。(ラバーカップがない場合、トイレブラシで代用できる場合もありますが、むやみに押し込まないように気をつけてください。マンション管理員の勤務時間内の場合、ラバーカップをお貸しできる場合もあります。ご相談ください。)

<ティッシュペーパーやおもちゃなどで詰まった場合>
●詰まりの程度によりますが、ラバーカップで解決する場合もあります。
●おもちゃなどの固いものが詰まっている場合、便器を分解する必要がある場合もあります。 解決できない場合は、すぐにマンション管理員または専門業者へ連絡してください。
※止水栓を閉めておくことをお忘れなく。

タンクの水が止まらない





トイレの水がとまらない時は、下記の方法で対処してみてください。

<トイレ止水栓を回して水を止めます>
●タンクへ給水するパイプに止水栓があります。マイナスドライバーなどで止水栓を回して水を止めます。

<タンクの蓋を外します>
●タンクの蓋は陶器製で重量があります。落とさないようにしてください。
蛇口付きの蓋の場合、タンク内部の管からホースでつながっている場合があります。
外せそうにない場合は無理して外さずに、蓋を落とさないようにズラしておきます。

<タンクの水面にフロート(浮玉)が浮かんでいる場合>
タンクの底のフロート弁を確認します。止水栓とフロート弁を結ぶワイヤー(鎖)が外れていないか、フロート弁が排水口にきちんと収まっているかを確かめます。ワイヤーが切れたり、フロート弁が引っかかったままの場合は、専門業者に連絡が必要です。
上記の「トイレ止水栓を回して水を止めます」を行って連絡してください。

<タンクの水面にフロートが沈んだままの場合>
フロート(浮玉)が引っかかっていないか、確認します。引っかかっている場合は、フロートの支持棒を手で揺すると外れることもあります。

<蓋及び蛇口の給水ホースを元に戻し、トイレ止水栓を開きます>
タンク内に水が溜まり始めます。きちんと止まれば修理完了。もし流れ続けるようでしたら、専門業者にご相談ください。その場合、止水栓を閉じておくと良いでしょう。

避難ハッチ・避難口について



バルコニーに「避難ハッチ」が設置されている住戸があります。
火災の際などに大切な設備ですので、避難ハッチの上に物を置いたりし ないでください。
また、避難ハッチが設置されている場合、天井部分に上階からの避難口 が設置されています。
この周辺にも物を置かないようにしてください。
隣接住戸の間には非常の際に突き破って避難する「パーテーション」が設置されています。
パーテーションの前には物を置かないようにご注意ください。

インターホンの警報が鳴った・警報音を止めたい



火災・ガス漏れ等の表示があるインターホンの場合、表示内容をご確認ください。
●火災・ガス漏れ警報の場合 落ち着いて火災・ガス漏れの有無をご確認ください。ガス漏れの場合、窓を開けるか、速やかに住戸の外へ避難してください。電気などのスイッチ類には触らないでください。
●非常通報付き住戸の場合 浴室・トイレ内に非常通報ボタンがある場合、ご家族の容態急変が考えられます。落ち着いて対応してください。
●緊急地震速報付きインターホンの場合 揺れに備えてください。テーブルの下に移動したり火元から離れるなど、身の安全を確保してください。

ガス漏れ警報機・熱感知器

<ガス漏れ警報機・熱感知器が作動した>
●ガス栓はもちろん器具栓が閉められるものは閉めておきます。
●窓を開けて換気します。

<明らかに誤作動の場合>
●感知器をうちわなどで扇ぐ。(新鮮な空気を送るような処理をしてください。)

ガスマイコンメーター復帰方法

震度5以上の地震や一時的に多量のガスが流れたとき、ガスの元から自動的に遮断します。 なお、万が一のガス遮断時には、簡単な操作でガスを復旧させることができます。

<ガスマイコンメーターを復帰させる>
●すべてのガス機器を止めてください。器具のそばにあるガス栓(器具栓)も閉じてください。 (メーターガス栓は閉めない)
●復帰ボタンのキャップを外してください。
●復帰ボタンを奥までしっかり押して、すぐ手を離してください。 ボタンは元に戻り、赤ランプは再び点滅します。
●復帰ボタンのキャップを元に戻して約2分お待ちください。
●2分間のあいだは、ガス漏れがないか確認をしています。2分経過後、再度ガスメーターをご確認ください。
●赤ランプの点滅が消えていれば、ガスが使えます。 2分経過後も、赤ランプが点滅し、ガスが止まったままのときは、ガス栓の閉め忘れやガス機器の止め忘れがないか、再度確認してください。ガス栓の閉め忘れやガス機器の止め忘れがなかった場合は、ガス漏れが考えられます。(ガス漏れ通報のための専用電話番号にお電話ください。) ガスメーターは、電気のブレーカーに相当する安全機能をもっています。 「ガス器具の消し忘れがあるのでは?」「ガスが漏れているのでは?」など、「異常なガスの使われ方がされている」疑いがあるとき、地震発生(震度5以上の場合)などの非常時には、ガスメーターが感知してガスを自動的にストップします。

■ ガスを自動的にストップする機能
こんなときは、ガスメーターが感知して自動的にガスをストップします。
・ 一定時間に極めて多くのガスが使用された場合
・ 急に多くのガスが使用された場合
・ 長時間ガスが使用され続けた場合
・ 震度5以上の地震が発生した場合
・ メーターに振動やショックが加わったとき
・ 流れるガスの圧力が低下した場合
・ 警報機・不完全燃焼警報機が作動した場合(連動している場合のみ)
マイコンメーターによる復旧の前には、ガスコンロを止め、安全を確かめて操作してください。

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