会社情報お知らせ(プレスリリース)

2019年02月04日

東レ建設株式会社
JA三井リース株式会社

農業施設「トレファーム®」による農業と福祉の連携拡大
および新規導入サポートについて

 東レ建設株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:冨山元行、以下「東レ建設」)と、JA三井リース株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:古谷周三、以下「JA三井リース」)は、健康寿命延伸を目指した農業と福祉の新たな取組みを開始いたしますので、その概要につき下記の通りお知らせいたします。

1.経緯・目的
 超高齢化社会を迎えつつある我が国では、農業は高齢者の活躍の場だけではなく、介護を要する高齢者の生きがい等の場としてのニーズが高まってきております。また、政府が定めた「ニッポン一億総活躍プラン」には、障がい者等が希望や能力、障がいの特性等に応じて最大限活躍できる環境を整備するため、農業と福祉の連携(農福連携)の推進が盛り込まれております。
 こうした背景から、東レグループの東レ建設は、腰をかがめず楽に作業ができ、特別な農機も不要である上、IoT技術を活用した独自の栽培支援システムにより、本格的な野菜づくりや作業のシェアリングを実現できる農業施設「トレファーム®」を健康寿命延伸を目指す介護施設などに拡大・展開することにいたしました。
 また、農林中央金庫グループのJA三井リースは、農業施設「トレファーム®」導入希望者の一時的な資金負担を軽減するため、資金面でサポートすることといたしました。
 今後も、東レグループおよび農林中央金庫グループは、相互に協力して地域共生社会の実現に向けた農福連携を推進してまいります。

2.農業施設「トレファーム®」および新規導入サポートの概要
東レ建設の農業施設「トレファーム®」の概要
高床式を採用:腰をかがめず楽に作業ができ、車いすの方も作業可能です。
砂栽培を採用:収穫後の日持ちが良いこと、連作障害が起きにくいこと、培地の廃棄処分の必要がなく環境にやさしいことなどの多くのメリットがあります。
栽培支援システムを搭載:面倒な潅水を自動化することで手間のかかる肥料や水遣り作業を省略できるほか、細やかな潅水設定により水や液肥の無駄を防ぎランニングコストを抑えつつ、野菜の味を濃く仕上げられます。また、作業をシェアリングできるシステムにより多くの人が「集う」農業を実現します。
JA三井リースが提供する農業施設「トレファーム®」新規導入サポートの概要
JA三井リースが、農業施設「トレファーム®」の本体・内部設備等の導入費用に関し、リースや割賦、栽培システムの利用料金の収納代行などのファイナンススキームを提供します。

3.展示会への出展
 2月6日(水)から8日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「東京ケアウィーク2019内 第2回超高齢社会のまちづくり展」に東レ建設が「トレファーム®」のブースを出展します。

日時 2019年2月6日(水)~8日(金) 各日9:30-17:00
会場 東京都江東区有明3-10-1 東京ビッグサイト東1~3ホール
(出展ブース:東1ホール 小間番号1-6)
入場料 無料(登録制)
セミナー 2019年2月7日(木)15:50~16:20 <セミナー会場C>
「農作業でイキイキ健康寿命延伸! 農業施設トレファーム®が目指す仕事付き高齢者住宅」
農業施設「トレファーム®」による「仕事付き高齢者住宅」モデル事業(2017・2018年度 経産省健康寿命延伸産業創出推進事業採択)の最前線をご紹介します。セミナー受講ご希望の方は下記サイトからお申し込みいただくか、直接会場までお越し下さい。
NO.91 東レ建設
http://caretex.jp/info/conference2019#pr-seminar
公式サイト http://carecity.net/

以上

  • 今までにない感動を。新しい価値を創造する、東レ建設。