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2024年9月11日

東レ建設株式会社

技術展示会に「現場VaRTM工法」出展しました
超高速!炭素繊維による鋼材補修補強工法

 東レ建設と東レ株式会社は、ホテルグランドヒル市ヶ谷で9月4日(水)に開催した、防衛施設に関する新技術展示会「第18回ミリタリーエンジニアテクノフェアMETF2024」に出展しました。

 今回の展示会では、「超高速!炭素繊維による鋼材補修補強工法」として、東レの炭素繊維を活用した「現場VaRTM工法」について展示・ご紹介しました。
「現場VaRTM工法」とは、航空機、風車ブレードなどの大型FRP構造物を作るVaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Molding)技術を応用して、劣化した鋼構造物の表面にCFRP補修材を成形・接着させて性能を復旧させる技術です。


展示ブース

1.現場VaRTM工法(特徴)

  • ① 現場で高品質なCFRP補強材を形成でき、長期に安定した補強効果を発揮できる。
  • ② 従来工法ではできなかった立体形状のCFRP補強材を現場で形成できる。
  • ③ 形状追従性が良好であり、接着面の形状に合わせて補強ができる。
  • ④ 溶接など火気作業が難しい環境でも施工ができる。(火気不要工法)
  • ⑤ 樹脂の飛散がなく、かつ養生中の天候の変化(雨)に強い。
  • ⑥ 多積層シートでも1回の施工で貼付けでき、工期短縮ができる。(標準作業3日)
  • ⑦ 資機材共に小型・超軽量で持ち運びも容易、省スペース施工が可能。

東レ建設は、東レの先端材料・技術の活用など社会課題の解決に取り組み、東レグループの企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」の具現化に取り組んでまいります。

以 上

  • 今までにない感動を。新しい価値を創造する、東レ建設。