建設事業現場VaRTM 工法・
トレカ®クロス工法・トレカ®ラミネート工法
超高速 炭素繊維による鋼材補修補強工法
世界初の真空樹脂含浸工法 『現場VaRTM工法』
概要
現場VaRTM工法とは
航空機、風車ブレードなどの大型FRP構造物を作るVaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Molding)技術を応用して、劣化した鋼構造物の表面にCFRP補修材を成形・接着させて性能を復旧させる技術です。
適用対象
鋼構造部材、FRP部材 など
採用のメリット
- ❶ 現場で高品質なCFRP補強材を形成でき、長期に安定した補強効果を発揮できる。
- ❷ 従来工法ではできなかった立体形状のCFRP補強材を現場で形成できる。
- ❸ 形状追従性が良好であり、接着面の形状に合わせて補強ができる。
- ❹ 溶接など火気作業が難しい環境でも施工ができる。(火気不要工法)
- ❺ 樹脂の飛散がなく、かつ養生中の天候の変化(雨)に強い。
- ❻ 多積層シートでも1回の施工で貼付けでき、工期短縮ができる。(標準作業3日)
- ❼ 資機材共に小型・超軽量で持ち運びも容易、省スペース施工が可能。
補強材
トレカクロス
(UM46-40P)
接着層シート
エポキシ系含浸樹脂
パテ兼用プライマー
副資材
プラスチックフィルム
合成ゴムテープ
樹脂拡散シート
(メディア)
プラスチックチューブ
主要機材
真空ポンプ
デジタル真空計
真空缶
施工の基本手順
施工事例
送電鉄塔
高速道路施設
船舶
経済産業大臣賞受賞
インフラメンテナンス大賞は、日本国内のインフラのメンテナンスに係る優れた取組や技術開発が表彰されるものです。メンテナンス産業の活性化を図ることを目的に、平成28年度より実施されています。
この度、技術開発部門においてインフラメンテナンスを効果的・効率的に改善する研究・技術開発として経済産業大臣賞を受賞しました。
炭素繊維シート接着工法
現場で含浸を目視確認できる 『トレカⓇクロス工法』
概要
トレカGクロス(含浸確認機能付)
トレカクロス工法とは︖
炭素繊維シート・トレカGクロスとエポキシ樹脂を用いて、ハンドツールを使って、現場で樹脂を含浸・硬化・接着させて、構造物の性能を向上・復旧させる補修補強技術。トレカGクロスは、含浸確認機能を保有し、目視で含浸状態を確認でき、施工品質確保に貢献。
適用対象
鉄筋コンクリート構造部材
採用のメリット
- ❶ 土木・建築分野での標準工法である(実績多数、豊富な補強・耐久性データ)。
- ❷ 簡便な工法。基本的な知識と技能を学べば、比較的容易に作業技量が身につく。
- ❸ 構造物の形状に追従しながら補強が可能である。
- ❹ 重機や特殊機器が不要である。
施工実績
RC床板補強
アーチ橋耐震補強
トンネル補修
CFRPプレート接着工法
接着剤で貼るだけの工法 『トレカⓇラミネート工法』
概要
トレカラミネート
トレカラミネート工法とは︖
工場で一方向の炭素繊維を引き揃えて帯板状に成形したCFRPプレート・トレカラミネートと粘性の高いエポキシ系接着剤を用いて、構造部材の表面に接着させて、構造物の曲げ性能を向上・復旧させる補修補強技術。
適用対象
鉄筋コンクリート構造部材、鋼構造部材
採用のメリット
- ❶ ラミネートを接着剤で貼るだけの非常に簡便な工法。施工技能は不要。
- ❷ 高品質・高安定な補強品質を確保できる。
- ❸ 短工期で、かつ居ながら施工が可能である。
- ❹ 重機や特殊機器が不要である。
施工実績
RC床板補強
RC梁補強
開口補強
- 今までにない感動を。新しい価値を創造する、東レ建設。